『石けん応用コース』skill up 講座③
今日は『石けん応用コース』のskill up
石けんの香り付けの講座でした。
手作り石けんは
すぐに使えようが
1ヶ月の熟成が必要だろうが
精油で香り付けをする場合は
アルカリとの関係を考えなければなりません。
すぐに使える石けんは香りが飛ばない
とはいうけれど
そもそもあまり香りの成分が
残りにくいものばかりをつかっていたら
使っているうちに香りはなくなって行くし
熟成している間に
香りが飛んでしまうであれば
飛ばないように熟成させる方法を
考えれば良い。
でもその前に
精油のブレンドを考える時に
アルカリとの反応を覚えておかないと
入れた意味がなくなってしまいます。
手作り石けんはオプションも含めて
どうしてもアルカリとの関係は切れないから
少し大変ですよね。
でもこれが
楽しい♪おもしろい♪となってくれば
石けんへの精油での香り付けも
大変ではなくなると私は思っています。
この講座にご参加された方々が
そんな風にまた
石けん作りの幅を広げてもらえたら
嬉しいです。
ということで今日は最初に
まずはアルカリとの反応のお話しを。
そしてこの説明をしながら
先月、作られた石けんの香りを
実際に嗅ぎながら
感想や意見などを出し合っていきました。
石けんのサンプルは全部で16種類。
1バッチに1種類の精油を100滴(5ml)も
使うことはないので
見たこともない色味が出ていたりもして
全体的にすごくおもしろい
結果になったと思います。
これは私個人の感想ですが
アルカリと反応した石けんの精油は
角が取れて丸くなる気がします。
もちろん香りが弱くなったり
薄くなるモノも多いので
ブレンドした時にどれだけの存在感があるかは
分かりませんけど
でも
自己主張のはっきりしていた精油も
使いやすい香りになったと思うので
この中から自分のお気に入りや
使いやすい子を探すのありかな
と思いました。
この石けん達をコンフェにして混ぜ込めば
別に精油を加えなくても
香りの良い石けんが出来そうです。
そして今月は
テーマを決めて精油をブレンドしていただき
リードディフューザーと石けんを作りました。
石けんは二層にして
上部にはカラーリングクレイで色付けを。
クレイを使っていない下部と
香りの残り方は違うのかの実験です。
もちろんクレイによっても
香りの残り方は違うと思いますし
各人それぞれがテーマのイメージで
香りをブレンドしていますから
100%比べられるわけでは
ないのですけどね。
なんとなくでも
参考になればと思いました。
ハタヤ商会 AYA先生 に直接、教えていただいた時も
こんな感じのサンプル石けんを作って
次回に香りの確認をしたのですが。
その時に私はライムを選んだんです。
それまでライムはもちろん知っていましたが
精油を使ったことがありませんでした。
そしてそれがきっかけで今では
割とよく使う精油の1つになっています。
こんな感じで今まで知ってはいたけど
使ったことのない精油って皆さま
結構あると思うんですよね。
それを今回はこのサンプルにしてみて
この精油使えそうだなとか
何か興味の湧いた精油が見つかったら
嬉しいと思います。
お昼を挟んで
午前午後の5時間の講座ですが
来月からはもう少し早くに
終われると思います。
今日のサンプル石けんの香りを
来月のブレンドに活かせるように
ご自分が感じる香りをぜひ
文字にして書き留めておいてくださいね。
寒くて雨の中
今月もご参加いただきまして
本当にありがとうございました。
また来月も
どうぞよろしくお願いいたします。
今日、お休みされたお1人は
来週にお振替です。
2023/11/12 18:31 | 『石けん応用コース』 | Comment(0) Top
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