薬膳の基礎を理論で学ぶ講座『気血水と陰陽五行で作る石けんとコスメ』⑥
今日から
こちらの講座がはじまりました
テーマは五行の【黄】
黄色のコスメを作りました。
今日
すごく良いご質問をいただきました。
夏は【赤】
湿度の高い時は【黄】の食材を
摂ると良いと習いましたが
それ以外でも食べて良いのですか?
もちろんです。
例えばですが
【赤】の食材は【心】に良いとされています。
夏は【心】の苦手な季節なので
それで夏は【心】の働きを助けてくれる
【赤】の食材が良いよ
と話しが繋がっていくのですが。
でも【心】心臓は季節を問わずに
働いてくれています。
夏でなくても汗はかきますし
夏でなくても【血】は流れていて欲しいし
夏でなくても【心】 こころ はいつも
穏やかであって欲しい
食材に意味を持たせることが
薬膳なんですよね。
そして病気にならないように
健康を維持していくことも養生なんです。
だから4月からトマトを食べたって
それは美容的には
紫外線対策に効果的で
真夏になってから食べるよりも
先取りした方が肌や体にも
そして【心】にも良いわけです。
最近、少し疲れているな
と思う時は
きっと【脾】や【胃】も疲れていて
消化力が落ちているから
そんな時は【黄】の食材を
食べてあげてね
ということなんです。
だから何も
季節限定ではないんです。
岐阜県 HYさま の作品♡ と 愛知県 FJさま の作品♡
先ほど
食材に意味を持たせると書きましたが
他にも
熱性、温性、平性、涼性、寒性
と
温める食材や冷やす食材があり
冷え性の方が冷やす食材ばかりを
好んで食べていると
いつまでたってもその冷え性は
直りません。
また
酸味、苦味、甘味、辛味、鹹味(しお味)
があって
甘味のモノは気持ちを和らげるよ
辛味のモノは肌荒れを起こすよ
と良くも悪くもの働きがあります。
→ ここでいう甘味はお砂糖の甘さではなく
お野菜のホクホクした甘味のことです。
これらを組み合わせて
そして気血水と陰陽と臓腑が合わさって
いろいろな症状に良い食べ物が
分かってくるのです。
薬膳の道は
果てしなく遠く続いています。
ちょっとやそっとのことでは正直
身に付きません。
そしてたまに嫌になることもありますww
でもこれが習慣になってくると
不思議と苦にはならない
やれる時にやればいいし
知ってるけど出来ないことって
薬膳に限らずたくさんあるけど
知っていればそれを
修復していく方法も分かっているから。
日々のごはんは
お腹が空いたら食べるのでもいいけど
大切にしていきたいと思うのです。
愛知県 NHさま の作品♡ と 静岡県 TMさま の作品♡
そんなわけで今月のコスメは
【脾】をテーマにした
【黄】のコスメを作りました。
最初の画像の白いもこもこの正体は
次回に発表しますww
lineup前回と変わらないのですが
クリームには
石けんに初めて使ったバターを
使ってみました。
オイルと混ぜて作るので
バターの感じは分かりにくいかも
知れないのですが。
気に入っていただけるといいな。
今月もご参加いただきまして
ありがとうございました。
このクラスはなんと!ドバイからzoomを
繋げてくださっている方がいらっしゃいます。
材料をお送りすることが出来ないので
実習はいつも見学で申し訳ないです
ありがとうございます。
テーマ : 手づくりを楽しもう - ジャンル : 趣味・実用
2023/09/14 19:55 | 薬膳を理論で学ぶ講座『気血水と陰陽五行で作る石けんとコスメ』 | Comment(0) Top
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