『草木染め講座 spin-off ②』インド藍のブドウ糖建て
昨日の日曜日はこちらの講座の
オンラインクラスでした。
今月初めに対面講座でご受講くださった
横浜市 YHさまの作品です♡
綿のストールの他に
麻のランチョンマット
綿のドイリーを
を染められました。。
このブドウ糖建ては
沈殿藍(ピグメント)をアルカリ抽出して
そこにブドウ糖を入れて醗酵させて
染めるという
これまた化学的な染色方法で
藍だけに使われていると思います。
新潟市 HJさまの作品。
麻のストールと
ご自分で持っていらした
ストールやTシャツを染められました。
色が薄のは
麻のストールを講座で先に染めて
後から
残った染液で染められたからです。
藍染めはこの他に
①生葉染め
時間との戦いですが
水色に染まります。
自然の色で水色に染められるのは
藍の生葉とクサギだけです。
②乾燥葉を使った化学建て
酸化還元を薬品の力を借りて
行うので
化学という言葉が使われているみたいです。
③すくもとよばれる
藍の葉を堆肥状にしたものを
ブドウ糖などで醗酵させて染める
藍建て
こんな感じで4通りあります。
藍を建てるって
綺麗な言葉ですよね。
藍を発酵させて
染められる液の状態にすることを
意味しているのですが
そもそも、なんで建てるなんだろうか。
お抹茶のたてるは点てるだし
建てるは建物関係の言葉で使うのに。
名古屋市 NAさまの作品。
麻のストールの他に
麻のランチョンマットとコースターを
同時進行で染められました。
一番手軽なのは藍の生葉染めですが
7~8月の限られた期間だけしか
染めることが出来ないので。
貴重でもあり
夏の風物詩でもあります。
でも
ブドウ糖建てにしても化学建てにしても
藍建てにしても
藍にはおひさまが良く似合うので
夏に出来たら野外で染めるのが
1番かなと
個人的には思っています。
伊丹市 NMさまの作品。
麻のストールの他に
晒し木綿とドイリーを
染められました。
私はザ藍染めの紺に近い青色が
あまり好きではなくて
主張し過ぎてちょっと苦手。
もともと
ぼぉ~っとした色味が好みなので
藍染めも薄ければ薄いだけいいですww
でもその分
褪色もしやすいですが
また上から染めればいいわけなので
わざわざ最初から重ねて
違う色で染めあげることもするけれど
1枚の着物や布を大切にしながら
使っていく心意気を
素敵だなぁ
と感じるわけです。
NMさま家のユキちゃんが講座中
NMさまのことを見守っていました
ずっと画面に写っていたの
可愛い♡
講座が6回
spin-offが2回の計8回
ご参加いただきまして
本当にありがとうございました。
毎回
あれがない、これが届いていない
と大騒ぎする人を
なだめてくれる人
指摘してくれる人
とてもバランスのとれたクラスでしたww
また機会がありましたら
一緒に染色を楽しみましょうね。
ありがとうございました。
早く来月の講座の準備を終わらせて
絹巻水引をブドウ糖建てで
染めるぞぉ~!
2023/06/26 12:06 | 草木染め講座 | Comment(0) Top
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