大和当帰のイベントに行って来ました。
先週の金曜日のことですが
生薬・大和当帰を楽しむ日
~日本最古の薬狩りのまち
宇陀から想いを込めて~
というイベントに参加してきました。
開催は(金)(土)(日)の3日間で
(土)(日)は
コスメ作りや染め物などもあったのですが。
自宅講座のため
参加できなくて残念でした( ;∀;)
場所は 上野桜木あたり
古民家を利用した
ビヤホールやオイル専門店
パン屋さんなんかも入っていました。
イベントホールは
和室にちゃぶ台です( ̄▽ ̄;
最初、上野桜木って言う所の
辺りにある場所で開催されるんだ
と思って
不親切だなぁ
と愚痴っていたのは私です( ̄▽ ̄;
日暮里駅から行ったのですが
谷中霊園の中を突っ切っていくんです。
寛永寺が近いからでしょうか
徳川使将軍家のお墓もあって
いつかゆっくり歩いてみたいと思いました。
谷中、根津、千駄木界隈
仕事でしか訪れたことのない街なので
涼しくなったら
ってまだ暑くもなっていませんが( ̄▽ ̄;
旦那さんを連れて来たいとも思いました。
私
下町がやっぱり好きなんですよねぇ。
下町というか
歴史のある街が好きなので
ホントに日吉はつまらないのです\(_ _ ;
これが
大和当帰の地上部
セリ科なので
芹と同じようなお花が咲いていました。
花自体の香りは感じませんでしたが
葉っぱがセロリのもっと強い匂いがします。
お野菜の三つ葉とかセリとかが
食べられる人には
とてもおいしい匂いですww
初日の1回目は
大和当帰ってなんだろう?
奈良県薬事研究センターのまさる先生に
大和当帰とその他の当帰との違いや
生薬の当帰の作り方などを教えていただきました。
ちょこっと根っこの先っぽも
食べさせていただきました。
最初は漢方薬臭がするんですけど
そのうち甘くなるんですよ。
成分を調べてみたら
バニリン酸が含まれていて
バニラの甘い香りはバニリン
香りじゃなくて味だったから
バニリン酸は関係ないのかなー?
これが大和当帰
すごいでしょ。
根こそぎ掘り出した後
蒸したり根をよったりして
手間がかかっています。
根を採るのでまず
花は咲かせないし
根を採ってしまったら
次が育たないし
生薬が高価な意味がよく分かりました。
まぁ昔は山の中に
いっくらでも育っていたのでしょうけどね。
最後には
当帰独特の香り
ブチリデンフタリドを分子模型で作りました。
まさる先生ったら太っ腹で
講座代は1,500円だったのに
この分子模型は1,700円
しかもお持ち帰りでしたΣ( ̄。 ̄ノ)ノ
偶然なんですけど
私が持っている分子模型のセットと同じもので
炭素の数が足りなくて
講座の時に脂肪酸が作れなかったので
数が揃いましたから
これで二重結合の説明もきちんと出来ます!
『石けん基礎コース』にご参加の皆さま
実際に分子模型を使ってオレイン酸とか
組み立ててみましょうね~ヽ(*^∀^)ノ
もう
このセットをいただけただけで
大満足でしたww
2回目は
大和当帰の生葉を使った
クリームチーズやお味噌のディップを試食。
当帰は薬事法の改変で
根は生薬、葉は食用になりました。
以前は葉も生薬だったんです。
成分的には根と同じで
ただ葉の方が優しいみたい。
香りの好き嫌いが分かれそうですが
よもぎみたいに使えると思うので
もっと流通したくれたらいいのにな
と思っています。
生葉も買ってきたので
こちらはまた改めてご紹介しますね。
当帰は
女性のお悩み解消によく使われる生薬です
時期的に生葉はご用意できませんが
乾燥葉を販売されている方と
いろいろとお話しすることが出来ましたので。
冬に 大和当帰を愛でる会 みたいな講座を
開催します!
生薬の当帰も持っているので
両方使って石けんを作るのもいいかな。
帰りは上野から
芸大がすぐなので
上野公園もホントにすぐ
こんなに近いんだ
とびっくりです。
夜は不眠のためのお粥講座に
出たので
薬膳の先生に
大和当帰の生葉を1袋
差し上げたんですが
あまり喜んでもらえなくてがっかり。
手にしてうろたえてる感じ
どうしていいのか
分からなかったのかなー。
しかも
生薬を手に入れることが出来て
良かったですね
とメッセージが( ̄▽ ̄;
葉っぱは生薬じゃないし( ̄▽ ̄;
こんなことなら
ハーブの先生にあげれば良かった。
貴重なものは
価値の分かる人と分かち合いたい・・・
そしてこの日はなかなか
寝付けなかったという・・・( ̄▽ ̄;
お粥
役に立たずヽ(-_-;
詳しいお教室の予定などは
右上の スケジュール に載せています。
空欄のお日にちは、講座のリクエストが可能です。
7月 単発講座
『ぶどうの樹液石けん』
大募集中です。


よろしければ トップページ から、ご確認ください。
niena's ←こちらをクリック

インスタグラムも更新中
閲覧はどなたでも出来ます。



2019/07/12 23:48 | 薬膳のお話し | Comment(0) Top
コメント
コメントの投稿