『石けん応用コース』透明石けん♡
9月最後の土曜日は
『石けん応用コース』の透明石けんの回でした。
一昨年
クリスマスのお家石けんをご提供したときに
屋根の瓦と窓の部分に
透明石けんを使うため
何十本も作ったので
そしてまだ在庫があるので
私自身も
約2年ぶりの作成でした( ̄▽ ̄;
上が厚さ2cm
下の手前のが5cm
それでこの透明度なら
何の文句もありませんヽ(*^▽^*)ノ♡
私は透明石けんを失敗することは
ほとんどないので
むしろCPの方がいまだにいろいろと
やらかす( ̄▽ ̄;
私の腕もまだまだむ
捨てたもんじゃないわねww
と言いたいところなのですが( ̄▽ ̄;
実はこの綺麗な透明石けんになるまで
2回ほど
失敗をしました。
透明石けんとレースの石けんは
レシピを見なくても
頭の中にあるから大丈夫
と言う自負がいけなかった。゚・(>﹏<)・゚。
上のは温度が高すぎて
シロップが焦げてしまいました
でもなんとか
透明感はあります。
下の手前のは
今度は温度を上げなくて
白く濁ってしまって
透明にならなかった子ですヽ(-_-;
でも行き過ぎたジェル化
と言った感じなので
リバッチしないでこのまま
使おうかと思っています。
2回失敗したので仕方なく
パソコンからレシピを取り出して
3回目に成功したのが
1枚目の画像の子でした。
CP石けんを作るときはほとんど
温度計を使わないのですが
さすがに透明石けんのときは使います。
その温度の記憶と勘が
あやふやだったみたいで
頼りにならなかった結果でした(・´ω`;
ついでに手順も違ってたww
講座用のコンフェを作るのだったら
手順が違っていても形になれば
それは問題ないけど
さすがに実習をしていただく
試作をしていたわけなので( ̄▽ ̄;
復習の大切さを改めて感じたのでした。
焦げちゃった方は
ほんのりとお砂糖の香りが残っています。
アルコール臭があんまりしないΣ( ̄。 ̄ノ)ノ
カラメル化は160度くらいから起こるし
メイラード反応は糖と酵素が必要なので
本当にただオイルの温度が高過ぎて
グラニュー糖とグリセリンが焦げちゃった
だけだと思うんですが。
このままほのかでも
香りが残ってくれたら
コンフェに使ったら可愛いのだけどなぁ♡
こちらは
受講者さま方の作品です。
無性に型出ししたかった気持ちを抑えて
画像を撮りましたww
真ん中の子は紫色です
濃く見えるので透明石けんかどうか
ちょっと不安かも知れないですが
ちゃんと透けているので大丈夫です。
むしろ
コンフェに使うのだったら
これくらいの色味の方が
使いやすいと思います。
元々の色が薄いと
カットしちゃったらもっと薄くなってしまうので
透明石けんはこのまま使う子ではないので
色付けにも工夫が必要です。
本当はこの日は
LLi抽出の日でしたが
透明石けんは気温が高いときに
実習をしたかったので
前倒しにしました。
以前
12月に透明石けんのリクエストをいただいて
単発講座を開催したことが
あったのですが
思ったとおりの仕上がりにならず
受講者さまに
申し訳ないことをしてしまったので。
それ以来
透明石けんは冬にはお伝えしない
と心に決めています。
なので
残暑を期待していたのですが
この日は寒かったのでした( ̄▽ ̄;
でも
1週間経ってもこの透明感なので
成功していますヽ(*^∀^)ノ♪
透明石けんの作り方はいろいろとあって
私が『石けん応用コース』でご提供しているのは
計量など材料の準備を全て
整えておけば
型入れまで15分で出来上がります。
その後
石けんが固まるのに時間がかかるので
冷蔵庫などには入れないで
ゆっくり時間をかけて
石けんの温度を下げて行くことが大切。
なのでお預かりです。
アルコールを使わないで作る方法や
私も今年の夏に
CPで透明石けんを作りました。
これは寒くなると濁るので
透明石けんと言えるのかどうかは
謎なんですけどね。
座学では
白い石けんがなぜ透明になるのか
透明にするために必要な材料たちは
石けんの分子たちに
どんな働きをするのか
と
ちょっと化学的なお話しをしています。
これが分かっていると失敗したとき
透明にならなかった時の
リバッチの方法が分かってくるのと
次に作る時に
何に気を付けたらいいのかに
気付けます。
そうするとどんどん
透明石けんは失敗しないで
作って行くことが出来るんです。
鹸化率は100%で作るのが普通だし
無水エタノールも使うので
洗浄力は抜群ですが
肌にはあまり良くないです。
でも
1年経ってかっちかちに硬くなった
アルコールもほぼ抜けた透明石けんで
洗髪すると
とてもすっきりしますヽ(*^∀^)ノ♡
石けんなのでCPで作った子達と同じように
愛してあげてくださいねww 2にゃんずと暮らしています。
5歳と4歳になりました♡
そろそろ画像も変えないと =^・^=∫
2020/10/05 23:26 | 講座の様子 | Comment(0) Top