リキッドソープ、ホットプロセス
今日は午前午後と『石けん応用コース』の
こちらの講座でした。
午前中は苛性カリを使った
リキッドソープ。
私は無水エタノールではなくて
消毒用エタノールで作ります。
消毒用エタノールだと
あの恐ろしい泡の柱が立たずに
これって出来上がったの?
と思うほど静かなモノです。
苛性カリ
以前は原宿の生活の木で
取り扱いがあったので
便利だったのですが
今はがなかなか手に入りにくく
なっていますね。
でも
なぜ固形石けんには苛性ソーダで
液体石けんには苛性カリなのか
それぞれの働き方や特性を知ると
なるほどと思います。
カリが買えないので
ソーダで作るのもいいけれど
私は何でもそうですが
適材適所と言うのがあって
それがないと作れないのなら
作らなくてもいいんじゃない
という考え方です💦
苛性ソーダで作ると
冬は特に石けんの分子が
固まりやすくなるから
濁って来るし
ねっとり感も出て来るので
それだったらわざわざ作らなくても
CPソープを溶かせばいいじゃない、とか💦
考え方は人それぞれなので
私はこう思っているけれど
受講者さまに
その考え方を強要することはないです。
消毒用エタノールで作った
リキッドソープ素は
一番左の容器に入れても
手ですくって出すことができます。
硬くならないので
精製水にも溶けやすいです。
この講座は座学を入れても
1時間で終わってしまうので
おまけの講座で
ジェル石けんを作っていただいています。
だかしかし
カラギーナンがなくなってしまったので
来年の『石けん応用コース』の皆さまに
ご提供できなくってしまった…
タマリンドで試作してみないと。
3層のレイヤードに
していただきたかったのですが
まだちょっと緩かったのかな。
もうお1人の方は1度このジェルソープを
作られているのですが
上手くできなかったので
今日はリベンジに来られました
なのにまた出来なかった
こんなことは初めてです。
カラギーナン
ダマもなく綺麗に溶けていたんだけどな。
お昼は little chef さんへ
https://www.instagram.com/littlechef34/
https://www.facebook.com/littlechef34
基礎と応用は自宅の時は
修了時には必ず
私のご飯をお出ししていました
近所に食べに行かれるこじゃれたお店が
ないので
それからコロナになり
なかなか皆さまとお食事する機会もなく
でもそろそろいいかなと思って
単発講座でも薬膳ごはんをお出しするし
ということで
私が都立大学駅周辺で1番気に入っている
お店です。
プリンまで食べてしまったので
午後は眠たくなりましたww
ランチはいつも予約でいっぱいですが
こちらに来られることがあったら
ぜひ行ってみてください
夕方からはお茶の時間もありますし
夜も営業しています。
午後はお1人でホットプロセスでした。
こんなに柔らかいのは
初めて~
と仰られていましたが
石けん生地の状態が
すごく綺麗でした。
このホットプロセスの作り方は
かなり昔に
taoさんから教えていただいた
DBHPという作り方です。
taoさんはヨーグルトを使っていましたが
私は生クリームにしています。
特に大きな理由はありませんが
私が生クリームの石けんが好きだからww
色付けはココアで
精油は自由に選んでいただいて
ベチパーやひのきを使われました
かなり渋い重たい香りの石けんに
なっていることでしょう。
ホットプロセスの石けんには
あんまり登場しない精油達ですよねww
10ヶ月間、お疲れさまでした
ご参加いただきまして
本当にありがとうございました。
これからの石けん作成に
少しでもお役に立ちますように。
*ピグメント講座
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*薬膳の理論を学ぶ講座
『気血水と陰陽五行で作る石けんとコスメ』
対面クラス
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2023/02/24 17:37 | 『石けん応用コース』 | Comment(0) Top